『データ広告』
新語というイメージはないのだけれど、解説内容が興味深かったので取り上げてみました。
07年04月から既に大衆薬メーカーが始めた、効き目をデータで示す広告手法の規制緩和に踏み切っているのだそうです。
なんか意外な感じがしました。
効能を謳った健康食品の問題や通販のことがニュースになっているので、業界としてはどちらかというと自主規制を厳しくする方向に向かっていると思っていました。
先日も某薬品メーカーの健康食品の広告が新商品発売前に差し替えられましたからね。
以下の解説の最後の一文にあるとおり、「効かない人もいる」というのは、どの薬や健康食品、サプリメントにもいえることだと思いますが、ひょっとしたらこの点をアピールするのが目的かもしれません。
最近は、モンスターペアレントが話題になったり、役所や警察がクレーマーの窓口みたいになっていることを考えると一般企業でもそういった市民の対応が業務に支障をきたすほどになっているのかもしれません。
その対策として薬や健康食品、サプリメントの効き目のデータを示すことによって、効かない人もいることを周知し防衛線を張っているようにも感じます。
エスエス製薬も睡眠改善薬ドリエルなどは、プラシーボ効果といっては誤解を招くかもしれませんが、効くと信じて飲めば安心感から睡眠改善も期待できそうな気がします。
そして、もう一点気になったのが、大正製薬のリアップの売上減。
発毛剤や育毛剤を愛用しているわけではないので、今何が流行ってるのかわかりませんが、代替の発毛剤や育毛剤で流行っているものがあるのでしょうか。
ネット広告を見ても、アデランスやリーブ21、アートネイチャーなど「かつら」「増毛」のイメージの会社は、ここ最近「育毛」「発毛」のためのヘアケアを全面に出しています。
ヘアケアということで利用者の抵抗感もなくなってきているし、気持ちよさそうですものね。
メーカーにしても、一度に高額な売上は期待できなくても、リピーターとして安定顧客の確保が期待できそうです。
そういう私は、ヘアケア専門のエステにも行ってみたい気がしてますが、今のところ美容院で月に一度のヘッドスパを利用しています。
ほんとは、ヘッドスパだけでも週イチでやりたいんですけどね。
データ広告
大衆薬メーカーが始めた、効き目をデータで示す広告手法。発毛薬リアップを発売している大正製薬は、新聞広告で307人が52週間使った時点における改善率のグラフを示している。リアップは発売当初の1999年度は297億円の売上高だったが、2006年度は88億円と約3分の1以下に。そこで具体的に有効性を示すことで、再び売上げアップをねらっている。エスエス製薬も睡眠改善薬ドリエルの広告で、改善効果が82%だったという医師の評価を示している。これまで大衆薬の広告は「消費者に効き目を過大評価させかねない」ことから、効き目をデータで訴えるという広告は自粛してきたが、業界が07年4月から「規制緩和」に踏み切った。背景には特定保健用食品(トクホ)が、糖尿病、肥満といった生活習慣病を意識する人たちに向けて、実際の使用効果をデータで広告していることがある。しかし、データ広告には「効かない人もいる」ことを示している面もあることにも注意が必要だ。
(亀井 肇の新語探検より引用 http://www.japanknowledge.com/ )
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